2009年7月1日(水)
4歳65日

 ママのお昼は“冷たいお蕎麦”が続いています。つわりの現在、ママがおいしいと感じる食べ物は、この冷たいお蕎麦だけなんです。

 依亜は帰宅後、図書館で本を借りました。その後、ユウタ君宅へ、昨日ママ叔母から送っていただいたジャガイモとタマネギのお裾分けを届けに行きました。そして、お邪魔して遊ばせていただき・・・
ありがとう。

 “一番”にこだわる依亜。パパとママは“一番”が嫌い。何故、依亜が“一番”にこだわるのか?そういう時期なのか?わからない・・・寝る前、依亜にまたいろいろ話しました。
 そして、今通っている幼稚園に卒園までいられるかわからないから、今を、いられる間をお友達と仲良く、楽しく過ごして・・・と話したら、依亜は
泣き出してしまいました。

2009年7月3日(金)
4歳67日

氷珈琲ならぬ氷紅茶

 幼稚園の帰り、お友達のタマちゃんからお手紙をもらった依亜、とても喜んでいました。
 依亜は今月お誕生日のタマちゃんとコウちゃんに、バースディカードを作ると言っていました。

2009年7月4日(土)
4歳68日

 今日はお家から一番近い動物園(動植物園)へ。

 心配していたお天気ですが、昨晩の雨はあがり曇りの蒸し暑い日。

 午前中の早い時間に到着した動植物園は、とても空いていました。

 入園すると、七夕の大きな笹があり、短冊に3人で願い事を書きました(依亜は絵を描きました)。
       

小さな動物園で、小さい動物しかいなかったのですが、レッサーパンダはたくさんいて、モルモットはいつでも抱っこでき、ヤギ・羊・豚といった、依亜の好きな家畜たちとも触れ合えました。
                 

 動物を見た後、広場へ。広場には遊具があり、依亜はパパにお任せして、ママは木陰のベンチで休んでいました。また、ミニ鉄道もあったので、依亜とパパは楽しんでいました。お昼は園内のレストハウスで、パパは豚のショウガ焼き丼、依亜とママはざるそばを食べました。遊園地や動物園のお食事というのは期待できないことがほとんどですが、ここのレストハウスのお食事はとてもおいしかったので、3人は満足しました。
 食後は再び、なかよし広場でモルモットを抱っこし、14時〜は“日本むかしばなし”の上映があり、見ちゃいました(ママは寝てしまったけど)。


   
 動物園を出た後、水辺を通ってバラ園へ。バラの見頃は過ぎていましたが、お散歩をしながら楽しみました。
     
 駐車場へ向かう途中、
「もっと遊びたかった!」とすねていた依亜でした。
 帰路の車中、依亜は珍しく眠らず、買い物をして帰宅。ママは急いでお夕飯のカレーを作りました。

 ママ、今日はスッキリとはいえないけれど、調子の良い一日でした。外出は良い
気分転換かも。楽しい一日でした。

2009年7月5日(日)
4歳69日


 10時から設計事務所の方と打ち合わせだったのですが、ママの体調が良いとは言えないため、自宅ではなく、近所のファミリーレストランでパパだけが対応することにしました。

 パパが家を出る時、
「おとさん、行っちゃダメ!行かないで!!」と泣き出した依亜。「帰ってくるから・・・」とパパは出て行ってしまいました。それから15〜20分経っても泣き止まず、ママの膝で泣いていた依亜。ママが「トイレに行かせて」と立ち上がろうとしても、「ダメ!」と泣いていてどうにもならず・・・こんな状態では何もできないので、「おとさん居なくて そんなに寂しいなら、おとさんのとこへ連れて行くから準備しなさい!おかさんは泣き止むまで外にいるから!」とママは依亜に言って、外に出てしまいました。
 少しすると、靴下と靴を履き、タオルを手に握って、依亜が外に出てきました。「おとさんのとこへ行きたいの?」と聞くと、黙って頷いた依亜。ママは依亜にパパのお話の邪魔をしないように注意をし、徒歩で1分足らずのファミリーレストランへ連れて行きました。

 仲良し父子が帰宅したのは、12時過ぎ。依亜はファミリーレストランに入るとごきげんノリノリ♪で、ポテトとスープとオレンジジュースを楽しんだようです。そして、パパがお話をしているのに、「おとさん、早く帰ろう!今すぐ帰ろう!!」と言い出したとか。



 お昼は近所のラーメン屋さんへ。ママ、ラーメンを食べられるか心配でしたが、美味しく食べられました。しかし、お夕飯前には気持ち悪くなり(やはりラーメンがいけなかったかも)、依亜&パパとは別メニューの冷たいおうどんを食べました。

               


 恭子お姉ちゃんとももちゃんは、今日、ママ実家から帰宅しました。3週間の里帰りでありました。

2009年7月6日(月)
4歳70日

 自転車で登園しようとしたら雨、、、徒歩に切り替えました。
 今日からつぼみ組に新しいお友達が来て、女児が6人(全部で14人)になりました。

 幼稚園から戻ったママ、気持ちが悪かったので少し休憩し、車で外出。ずっと気になっていた用事を済ませることができたので、ホッとしました。買い物をして帰宅し、お昼はまた冷たいお蕎麦。依亜のお迎えまで、ボーッと休んでいました。

 16時前、依亜に謝って横になりました。すると、依亜はママにブランケットを掛けてくれ、ぬいぐるみも脇に置いてくれました。また、携帯電話の鳴る音がすると、わざわざママのところまで運んでくれ、
「おかさん、必要なものは言ってね。すぐ取ってあげるから」と。依亜の優しさにただただ感謝するママ、ありがとう。

 お夕飯、ママは全く食べられず、依亜の食べる姿を見守っていました。

2009年7月7日(火)
4歳71日

 久しぶりに晴れたので、お洗濯物やお布団を干すことができました。

 七夕の今日、ママは
母子手帳をもらいました♪つわりはあるものの、お腹はまだ出ているわけではないのですが、母子手帳を手にすると、“妊娠した”という実感が強くなります。
 そして、今日のお昼もまたお蕎麦。パンも食べてみたけれど、やっぱり美味しいと感じるのはお蕎麦だけ。

 今日はプールに入った依亜。
「(肌)焼けたなぁ」と思います。

 依亜、寝る時、ママのお腹に手を当てて、
「赤ちゃん、よく眠れますように」と言ってくれました。
 恭子お姉ちゃんの出産、ママがmakotoを授かったこと・・・依亜は口に出しませんが、お姉ちゃんとももちゃんがいた時は
やきもちをやき、ママの妊娠も不思議な感じがしていたのか、makotoの話題を避ける傾向にありました。そんなわけで、ママは依亜の前ではmakotoの話をあまりしなかったので、今夜の依亜にはビックリ。でも、嬉しかったです。

2009年7月8日(水)
4歳72日

 今日は保育参加、母子で風鈴を作りました。ママは案の定、悪戦苦闘。ママが手間取っていると、依亜はすぐY先生を呼んできて助けていただき、予定時間をかなりオーバーしたのですが、何とか出来上がりました。この風鈴、8/21の夕涼み会で飾ってくれるそうです。

 保育参加の後、ママ達はファミリーレストランへ移動して、お迎えの時間までの長いランチタイムです。makotoの妊娠、Tちゃん(ユウタ君ママ)と幼稚園の先生方は知っているのですが、他のママ達には安定期になったら報告しようと思っていました。しかし、もうすぐ夏休み。休み明けにお腹が目立ってわかるより、昨日、母子手帳をもらったことだし、休み前に皆が顔を合わせられる今日にと報告してしまいました。皆さん、とても優しくて、「依亜ちゃん、いつでも預かるからね〜」と言ってくださいました。

 お迎え後、今日もママは疲れて横になってしまい、お夕飯は近所のコンビニエンスストアへ買いに行ってしまいました。

 依亜、ママに抱きついてきたので、「どうしたの?」と聞くと、
「赤ちゃんにムギューしたの」と。また、今夜は仕上げ歯磨きの時、ママのお腹を気遣ってくれました。そして、「(makotoが)女の子がいい。女の子だと思う」とも。依亜、ありがとう。優しくて、良いお姉ちゃんですね。

2009年7月9日(木)
4歳73日

 蒸し暑い・・・依亜はプールに入れたようで、よかったね。

 ここのところ、依亜のおやつはアイスが多いです。ママの一緒にいただきます。












 依亜の20時前就寝に合わせ、一緒に寝てしまうこともありますが、最近はなかなか寝つけません。今夜はそのうち気持ち悪くなって、涙も出てきて、トイレも近く眠れません。“一秒でも早くつわりが終わってほしい”と思ってしまいます。

2009年7月10日(金)
4歳74日

 5:40、依亜に起こされましたが、6:05まで二度寝に付き合わせてから起床。

 今日は依亜、一学期最後のお弁当です。先生によると、依亜はお弁当をとても楽しみにしていると。 また、お給食の食べる量も増えてきたと。ママからみれば、依亜は食べるものは増えない、相変わらず決まっているけど・・・しかし、お弁当は残さず食べてきてくれます(好きなもの・食べられるものしか入れてないから)。

 お夕飯、依亜は「サンドイッチ!」と言ったので、依亜はハム・チーズサンド、ママはピーナッツクリームサンドを作って食べました。

 そして、
パパのお夕飯はなし!
 今朝、
「ズボンがキツイ。ベルトがいらない位」とパパが言い出しました。。。確かに、毎年、夏がくるたび、パパの体型が気になっていたママ。
 パパは毎日帰宅が遅いので、お昼のお弁当と、夜食におにぎりを1個持って行きます。そのおにぎりは19時頃食べているようなのですが、真夜中に帰宅する頃にはお腹が空いていて、平日は遅いお夕飯を食べる日々。
 しかし、健康のことも考え、
パパは痩せなくてはならないのです。運動をしないパパには、遅いお夕飯を食べないのが一番と考えました。
 「おにぎりを食べているから、お夕飯はいらないね」とママが言うと、「おかさんがお夕飯を用意してあるから食べちゃう」とパパ。・・・という訳で、平日のパパのお夕飯は作らないとしたママです。

2009年7月11日(土)
4歳75日

 朝5時前、パパババから電話・・・ 愛犬・アトムが亡くなったと。 昨夜、アトムは吐いてしまったようですが、いつもと変わらず“おやすみ”をして、今朝起きたら亡くなっていたと・・・ 早朝の悲しいお知らせでした。
 
アトム、9才でした。小さいけれど、いつも元気だったアトム。突然の死にビックリでしたし、パパ実家へ行っても、もうアトムがいないなんて・・・ コウ君・ユウ君・依亜、3人のチビッコたちの成長を見守り助けてくれた可愛いアトム

  本当に本当にありがとう。

   皆を和ませてくれてありがとう。




 今日は寝室を移動しました。夏の間はエアコンに近い部屋がいいので、北側の依亜のおもちゃ部屋を寝室に、南側の寝室を依亜のおもちゃ部屋に交換しました。
 おかげで片付けもできてよかったです。

2009年7月12日(日)
4歳76日

 午前中はお家にいましたが、お昼頃、3人で自転車で出かけました。お昼はパスタ屋さんで食べ、最近オープンしたスーパーマーケットへ行ってみました。

 お夕飯時、“明日からはお夕飯なし”の話で、パパとママが喧嘩。「ママがお夕飯を作ってあるから食べちゃう」とパパは言ったのに、「そんなこと一言も言ってない。そうひねくれて受け止めるならそれでいい」とパパ。
 “冗談じゃない!確かにそう言ったし、私がひねくれてるって!?あー言えばこー言う、自分でひねくれ者と認めている人に、ひねくれてるなんて言われたくない!!”こう思ったママ、もうパパと口をきかず。

2009年7月13日(月)
4歳77日


 今日は
残念な日・・・第2子・makotoの死が確認されたのです。



 暑くて何度も目が覚め、5時に窓を開けました。6時起床、パパのお弁当を作りました。依亜は一学期最後のお給食。明日からは短縮保育です。


 ママ、9:20、車で産院へ。今日は初期検査のため、朝食はNGでしたが、お腹が空くことはありませんでした。母子手帳をもらって初めての健診&検査、受付で診察券と予約票、そして、今回から母子手帳も渡し、名前が呼ばれるのを待ちました。

 診察室に入り、最初は子宮ガンとクラジミアの検査。その後、赤ちゃんを診ることに・・・モニターに映ったmakotoを見て、
“あっ、大きくなってる・・・うん?あれ?動いてない・・・?とママが思っていたら、「大きくなってるけど、心臓が動いてない・・・」と先生の声。「えー・・・あー・・・」しか声が出ないママ。先生は丁寧に子宮の中を見てくださりましたが、やっぱり動いていない。診察台をおり、先生の説明を聞いていたら涙が出てきました。「すみません・・・」と言うママに、「(泣いて)いいんですよ」と先生がちり紙を渡してくれました。



 makoto、週数(12週)なりの大きさになっていたので、たぶん最近、
心臓が止まってしまったのでしょうと。もっと週数が早い時に動いていないなら、小さくて見えないこともあるので、もう少し様子を見ることもできるそうですが、ある程度の大きさになって、心臓の動きが確認されないのは、残念ながら、止まってしまっているのが確実のようです。
 6/6の初めての健診、2週間後の6/22の健診、いずれも心臓がしっかり動いていたのに・・・ママは先生に「(makotoの心臓が止まってしまったのは)
私が原因ですか?」と聞きました。先生は「それは調べてみないとわからないけれど、詳しく染色体の検査をするとなると、実費になってしまうのでお金がかかる(8万円位)しね・・・仕方なかったと考えていいと思います」と。

 流産の手術(掻爬手術)をしなくてはならず先生と相談。明日、手術をすることに決めました。この手術には前処置が必要となり、それを今日の16時に行うこととなりました。涙を拭いて診察室を出て、会計を待つ間は
グッと涙をこらえました。正直、妊婦さんを見ているのはきつかった・・・会計を済ませ、車に乗ってすぐパパに電話をしました。
 ママの話を聞き、すぐ産院の駐車場に来てくれたパパ(産院とパパの会社は目と鼻の先)。ママは泣きました。パパは
「仕方がないよ。大丈夫だよ」と言ってくれましたが、ママは声をあげて泣きました。そして、パパは急遽、休暇を取ってくれ、ママと一緒に帰宅してくれました。

 帰宅して落ち着き、恭子お姉ちゃん、Tちゃん、ママババへ電話で報告しました。パパはママが今朝作って会社へ持って行ったお弁当をお昼に食べましたが、やはりショックだったのでしょうね・・・お弁当を残しました。
 依亜はパパがお迎えに行ってくれたのですが、依亜の手には某有名パン屋さんの食パンがありました。Tちゃんからで、優しいお手紙もありました。
本当に嬉しかったです。Tちゃんにはお世話になってばかり・・・本当にありがとう。
 15時過ぎに幼稚園へ行って、担任のY先生に流産のことを話しました。

 そして、16時、依亜とパパも一緒に再び病院へ。受付で、明日の手術の前金を支払い、2階の手術室で処置。5分もかからない処置でしたが、痛かった・・・
「痛い!」と思わず声を出してしまいました。
 明日は手術。今夜22時〜明日の手術が終わるまで、飲み食いはNG。手術は10分程で終わってしまうそうですが、全身麻酔をするので、麻酔がしっかり効くように、飲み食いはできないのです。そして、今夜と明晩はお風呂もシャワーもNG。

 17時前に帰宅。お夕飯を作る気力も、食べに出かける気力もなく、今夜はTちゃんからいただいた美味しい食パンと、残り物と冷凍食品で済ませました。
 依亜はいつも通り20時前に寝ましたが、寝る前はパパとたくさん遊んでいました。ママは依亜の汚れた体操着や靴を洗い、手足顔を洗って寝ることにしました。

 
makotoの流産、残念、ショック。母子手帳をもらい、つわりももう少しと思っていたけど、小さな小さな命は消えてしまいました。今、まだお腹にmakotoはいるのですが、明日、ママが眠っているうちにお腹からいなくなってしまうのです。今日はママ、たくさん泣きました
 でも、私たちパパとママには依亜がいます。残念で悲しいけれど、そう落ち込んでもいられません。依亜は
「またくるよ」とママに言ってくれました。依亜のその言葉を信じます。

 makoto、ごめんね。本当にごめんね。何もしてあげられず、貴方を失ってしまいました。やっと授かった大切な命だったのに・・・ごめんね。つわりがイヤだ、一秒でも早く終わってほしいなんて言ってごめんね。makoto、ありがとう。
絶対に忘れないよ。ありがとう。


 パパババには、お夕飯後に電話で報告しました。愛犬・アトムを失った後で、又このような報告になってしまい申し訳なかったです。
 そして、今週末、パパジジの命日も近いので、お墓参りへ行くことを伝えました。



       

 パパ、ありがとう・・・残念です。
 依亜、妹or弟、できなくてごめんね。でも、またきっと、きてくれるよね。待っててね。ありがとう。

2009年7月14日(火)
4歳78日


 
第2子 ・ makoto 流産


 6時半起床。パパが依亜を幼稚園へ送ってくれました。家を出る時、依亜とパパはお腹の動かなくなったmakotoを
抱きしめてお別れしました

 パパが幼稚園から戻り、日差しの強い暑い中、産院へ向かいました。9時半の予約。
 受付後、2階のナースステーションから4階の個室へ案内され着替え。(この産院は完全個室で、部屋にはテレビもトイレも付いて、とてもキレイなのです。まさか、流産でこの個室を使うなんて思いもしなかった。出産してこのお部屋を使いたかった・・・)
 看護師さんが部屋へ迎えに来て、手術後に飲む薬の説明を受けた後、2階の手術室へ。パパとはこのエレベーターでバイバイ。パパは依亜のお迎え時間まで、会社でお仕事です。

 手術室に入り、頭には帽子のようなものをかぶり、右手に点滴、左手は血圧計、胸には心電図、両足もカバーをかぶせられると、肩に麻酔前の注射を打ちました。先生が手術室に入り、「麻酔の効きを確認するので、100から逆に数えてください」と言われ、麻酔が点滴から注入されました。「100、99、98、97、96・・・」まで数えたのは憶えているけど・・・
気づくと、部屋にいました
 朦朧とする中、少し目を開き、看護師さんが何か言って部屋を出て行ったと同時に、ママはまた眠りました。その後、何度か目が覚めるも、朦朧としていて、“今、何時だろう?”“makotoはもういないんだ・・・ごめんね”と考え、
お腹をそっと触りました。お腹も頭も少し痛かったです。


 12時半、看護師さんが紅茶とキウイとクッキーを運んで来てくれ、パパがお迎えに来たら、着替えて帰宅していいと言われました。15時間ぶりに水分を摂ったのですが、紅茶がとても美味しかったです。キウイもクッキーもペロッと平らげ、依亜とパパが来るのを待ちました。

 13時頃、二人が来てくれました。依亜はママが手術着姿だったせいか、近くには来てくれませんでした。すぐに着替えをし、1階の受付へ。昨日、前金で支払った分のおつりをいただいて精算が済み、明後日と2週間後の診察予約をとって産院を出ました。


 お昼は依亜のリクエストで回転寿司へ。ここでもママはお茶が美味しくかったのですが、お寿司はあまり食べられませんでした。食後、回転寿司から近いおもちゃ屋さんで依亜を遊ばせることに。しかし、ママは頭が痛く、とても一緒に付き合えないので、ベンチに座って待っていることにしました。お腹も頭も少し痛く、ベンチに横たわりたい気分でした。飲み物をすぐそこの自動販売機で買いたかったけれど、立ち上がる気力もなく、ただただ座って日陰で風に当たっていました。
 そんな時、ママババから電話があったことに気づき、電話をかけ直しました。無事に手術が終わったことを報告。恭子お姉ちゃんも心配していたというので、ママババの電話後、お姉ちゃんにも電話をしました。依亜とパパが来て、パパが飲み物を買って来てくれました。そして、ママは術後、初めてのトイレへ。思ったほど出血もなくよかったです。

 15時過ぎに帰宅し、ママはすぐ横になりました。眠れないけれど、横になっている方が楽でした。今日は全く使いものにならないママ。
 そして、パパババへ電話で報告をしました。

 お夕飯は出前をとり、依亜はコンビニエンスストアのスパゲティ。今夜もママはお風呂もシャワーもNG。とにかく、心身共にこたえてしまい、依亜が寝ついてすぐの20時過ぎにはママも就寝しました。



 
流産・・・正直、まさか自分が経験するとは思ってもいませんでした。年齢のせいか(?)、この手術は心身共にこたえました。残念で寂しく大きな喪失感に襲われます。せっかく授かったmakotoを失ってしまうとは・・・一番辛かったのはmakotoです。パパ、ママ、依亜お姉ちゃんに会えなかったのですからごめんね、makoto。

 依亜、パパ、今日も一日ありがとう。優しい二人がいるから、ママは大丈夫です。ありがとう。パパババ、ママババ、恭子お姉ちゃん、Tちゃん、Kちゃん、ケイコちゃん、ナオコさん・・・電話やメール、
ありがとうございました



 そういえば・・・関東地方、今日は梅雨明けしたようですね。お友達からのメールで知りました。

2009年7月15日(水)
4歳79日

 昨夜は早くに寝たせいか、暑さのせいか、今朝は3時半から目が覚めて、6時半の起床まで、ほとんど眠れませんでした。朝、悲しくて涙が出ました。

 幼稚園でママ達に、流産したことを話しました。
皆さん、励ましてくれました。また、流産を経験した2人のママは、流産した時の話をしてくれ、優しい言葉をママにかけてくれました。辛い経験は私ひとりではないのだから、前を向かなくてはと思いました。皆さん、ありがとうございます

 依亜のお迎え時間まで、
ボーッとしていることが多かったです。家事も思うようにできない、体が動かないのです。
 依亜を迎えに行き、お昼は昨夜の残り物。午後、依亜はひとりで遊んでいました。ママは依亜の相手をしてあげられず・・・可哀想な依亜、
ごめんね
 今日は依亜、幼稚園でスイカ割りをして楽しかったようです。スイカも食べたようで美味しかったと。スイカ、お家では食べない依亜ですが、
みんなで食べると、やっぱり美味しいよね。お給食もその調子で食べてくれるといいのだけど・・・

 お夕飯を食べ始めたら、パパが帰宅したので
ビックリ。会社の方々が気遣ってくださり、早く帰宅させてくれたようです。3人のお夕飯、パパがいると、依亜はとても嬉しく喜びます。今夜はやっとシャワーを浴びられたママ、さっぱりです。

 依亜とパパは20時前、ママは21時前に就寝。

 ママババから依亜へ、週末、“パパ実家へ行く時に着て行ってね”とお洋服が届きました。

2009年7月16日(木)
4歳80日

 2時半と5時前に目覚めるも、またすぐに眠ってしまい、6時半起床。よく眠ったせいか、今朝は調子が良かったです。やはり、睡眠って大切です!

 今日も暑い。午前中はわりとのんびりして、依亜をお迎えに行った後、車でスーパーマーケットへ。ファストフード店でお昼を済ませ、買い物を終えると14時。今日は14:40に産院へ行かねばならず、大急ぎで帰宅して、買い物したものを冷蔵庫にしまい、車に戻って産院へ(依亜はスーパーマーケットからの帰り道、自宅までわずかな距離なのに眠ってしまい、そのまま産院に着くまで寝せておきました)。

 今日は診察まで1時間待たされ、付き合ってくれた依亜も限界で、
「まだ呼ばれないね・・・」と何度もママに言って可哀想でした。診察は5分もかからず(子宮にmakotoはいない。空っぽの子宮でした)、今度は2週間後です。会計で又待って・・・16:10に産院を出たのですが、依亜もママも疲れました。依亜、長時間かかっちゃって、付き合わせてごめんね。ありがとう。

2009年7月17日(金)
4歳81日

 雨の朝。依亜は終業式です。一学期、アッという間に終わってしまいました。登園時、雨がちょうどあがったのですが、歩いて行きました。Y先生へ、普段はなかなかきちんとお礼を言えないものなので、昨日、依亜と手紙を書いたので、今朝、先生に渡しました。

 家に戻り、両太股が痛い(筋肉痛)ママ。手術で開きましたからね・・・でも、
心の方が痛く、また涙が出ました


 依亜を迎えに行きました。いよいよ長い
夏休みに入りますが、依亜の通う幼稚園は、夏休み中に夏期保育が6日間あり、ママとしては助かります。
 帰宅して、依亜のバッグの中を見ると、いろいろ入っていました。『あゆみ』、学校でいったら通知票のようなものでしょうか?、依亜の一学期間の様子をY先生が美しい字で丁寧に書いてくださった記録があり、ママは感動しました。これをクラス全員分書かれたと思うと、本当に先生の大変さを感じると共に、先生に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
 他には、夏休み中のお約束のプリント(毎週お約束を決めて、守れたらぬりえに色を塗れる。また、夏休みの思い出でで、絵を描くページもあります)、ごほうびの花火もあって、依亜は喜んでいました。

 ママとしては何より、一学期間、
一日も休まず元気に幼稚園に通った依亜を褒めてあげました。よく頑張りました。正直、依亜がこんなに幼稚園を楽しんでくれるとは思ってもいなく、担任のY先生をはじめ幼稚園の先生方に心から感謝です。


 パパババから美味しい“うなぎ”が届き、お夕飯に早速いただきました。

2009年7月18日(土)
4歳82日

 曇り空で時々小雨が降る中、パパは9時から月1回、住んでいるお家のお掃除です。また、今週は我が家が階段がお掃除するお当番でもあったので、ママも階段掃除をしました。今日も蒸し暑く、掃除が終わってから、汗だくになった3人はシャワーを浴びてスッキリ!


 そして、今日からパパ実家へ。3連休ですので、高速道路は大渋滞になることを予想して、我が家は車ではなく、電車で行くことにしました。
 お昼の駅弁を買い、新幹線に乗り込みました。依亜もパパも駅弁を早速広げてご機嫌♪
 

 パパ実家に到着。パパババは日帰りバス旅行でお留守でしたが、パパ兄夫妻のシュンちゃん・エミさんが迎えてくれました。しかし、小さな元気者・
アトムがいなく、やはり寂しいパパ実家です。

 夕方、3人で買い物に出かけました。帰宅して間もなくすると、パパババが帰宅。お夕飯はシュンちゃんとエミさんが
ちらし寿司を作ってくださり、6人でいただき美味しかったです。

 依亜はパパとお風呂に入り、21時過ぎに寝ました。

2009年7月19日(日)
4歳83日

 今日も風はあるものの、日差しが強く暑い。

 午前中、お墓参りをした後、、、いつものごとく思いつきのように(?)パパが水遊びのできるところへ依亜を連れて行ってくれました。もちろん水着なんて持ってなかったので、依亜はパンツ姿になってパパと一緒に水に入り、楽しんでいました。水は海水だったので、小さなカニやエビを見つけて喜んでいました。
 依亜は「もっと遊びたかった・・・」といつもの台詞。しかし、お昼になってしまったし、暑いので帰宅。

   

 お昼の後、パパとママは疲れて眠ってしまったのですが、依亜は異常なくらい元気です。
 15時頃、いとこのコウ君・ユウ君兄弟とヒデちゃんが来ました。チビッコ3人は走り回り、スイカを食べたりと楽しんでいました。今日はユウ君が3歳のお誕生日!パパもママも忘れていて、プレゼントも用意してなく・・・ごめんね。ユウ君、おめでとう!!

 18時前に3人が帰宅し、今夜もお夕飯はシュンちゃんとエミさんが作ってくれました。色々とトッピングできるそうめんとうどん。おかずやお野菜がたっぷり。依亜もたくさん食べました。
 そして、食後は花火。依亜は幼稚園でごほうびにもらった花火を持参していたのです。コウ君・ユウ君はいませんでしたが、大人たちとやる花火も依亜は楽しんでくれたのでよかったです。


2009年7月20日(月)
4歳84日

 9時半頃、コウ君・ユウ君・ヒデちゃん・アキちゃん一家がケーキを持って来てくれ、ケーキを早速ごちそうになりました。帰る時間まで、依亜はコウ君・ユウ君と遊び、最後は”依亜が大好きな”全員集合写真を撮り、コウ君・ユウ君・ヒデちゃん・アキちゃん一家が駅まで送ってくれ、バイバイしました。

 パパババにはお心遣いいただき、シュンちゃん・エミさんは毎回楽しいお夕飯を用意してくださり、コウ君・ユウ君・ヒデちゃん・アキちゃん一家はいつも突然で短い滞在の私たちのため、時間を作って会いに来てくれます。パパ実家の皆さん、いつもありがとうございます。

 駅に着くと電車がすぐに来て、新幹線のタイミングもよく、14時に帰宅しました。ママはすぐにお洗濯や片付けを始め、その間パパはパソコンで調べもの?・・・。。。 そして、調べものの成果!として、パパ提案のショッピングモールへ16時からのお出かけとなりました。

 4月に引っ越してきて、こちらの近郊にあるショッピングモールへ行くのは初めてです。先ずは依亜の好きな雑貨屋さんを見て歩き、依亜は小さなスタンプをいくつか買いました。ママは依亜にサンダルを買ってあげたく、2件の靴屋さんを見て歩き、サンダルではありませんが、裸足で履ける靴を一足買いました。そして、海で必要なマリンシューズ等を買った後、バーゲンですから、依亜の洋服も購入。
 お夕飯はフードコートで食べ、21時に帰宅しました。依亜はパパ実家から帰宅し、夕方からの外出にとても喜んでいましたし、このショッピングモールも気に入ったようで、「また来ようね♪」と言っていました。


 依亜が寝ついた後、パパはインターネットで「ビーチテント」と「クーラーボックス」を注文。 
そう! 今週末は海へ行くのです!

2009年7月21日(火)
4歳85日

 雨が降ったりやんだり、しのぎやすい涼しい一日でした。

 ママは流産の手術後、2〜3日で
出血はおさまったのですが、昨日から少しずつ出血があり、今日の午後は生理のような量に。先生の説明や、インターネットで調べると、術後一週間で出血はおさまるとのことだったのに、ママは術後一週間で出血が始まったといえる状況。気になったので、産院に電話をして聞きました。すると、先生が電話に出てくださり、2〜3日様子を見て、出血の量が減っていけば大丈夫だけど、量が増えて出血が続くようなら受診するよう言われました。

2009年7月22日(水)
4歳86日

 朝から雨。しかし、今日は依亜のヘアカット。「雨だから、今日じゃなくて明日にしようか」と言ったママに、「やだ!今日行く!!」と即答の依亜。チビッコに予定変更を受け入れてもらうのは大変なことなので、ママはあっさりと諦め、前住所地の方にある美容院へと向かいました。

 家を出る時、雨はあがっていたので、傘をささず(持たず)に駅まで行けました。 美容院には予約時間通りに到着。今回も“
おかっぱ”にしてもらいました。依亜はやっぱり短い髪型が似合います。本人も満足している様子。
    


 ヘアカット後、依亜に水着を買いました。
バーゲンだったので、三千円をきるお買い得。依亜が選んだ水着は、ピンクの花柄でセパレート。試着して、正直、似合うとは言えなかったけれど、本人が気に入ったので、買うことにしました。お昼を食べた後、今度はパパの水着を買いました。

 実はパパ、5年前、新婚旅行に持って行くため、水着を買ったのですが、結局、旅行先で水着を着ることはなく、新品のまま、ママ実家で眠っていました。さて、その水着が復活したのは、依亜が生まれて初めてプールへ連れて行った2年前の夏。パパは結婚してかなり“
ふとっちょ”になったため、新婚当初の水着はかなりキツクなっていました。それでも「入るから!」と無理して昨年まで着ていたのですが、今年は数日前、「安かったら、(水着を)買ってきてもいいよ」と。
 しかし、大人の水着はバーゲンになっていなかったのです。“
でもね、あの水着を着せておくのは酷だなぁ”とママは思い、新婚当初よりワンサイズ上のLLサイズの水着を買いました。色白のパパにはピンク色が似合うのですが、少しでも痩せて見えるようにと黒い水着を選びました。

 依亜は可愛い羊のぬいぐるみを見つけ購入。この羊ちゃんは依亜の新しいお友達となり、“さくらちゃん”と命名されました。
         


 買い物が終わり、今度は依亜のお楽しみ♪“あそびのせかい”へ。久しぶりに来ました!しかし、帰宅ラッシュに巻き込まれないよう、1時間遊んだら帰るとしました。依亜はもっともっと遊びたいと言ったのですが、また来ると約束をし、ドーナツを買って電車に乗りました。
 

 依亜もママも“
疲れた〜”と帰宅。すぐにシャワーを浴び、お夕飯は昨夜の残りで済ませました。

 今、住んでいるところも大好きな依亜&ママですが、前に住んでいたところは、遊ぶところがたくさんあって、やっぱり楽しいです。ちょっと遠くなっちゃったけど、
また行こうね♪

 ママの
出血はだいぶ減って安心しました。

2009年7月24日(金)
4歳88日

 依亜、幼稚園へ。夏期保育一日目 ・ シ ャ ボ ン 玉 です。家を出ようと思ったら雨が降りだし、カッパを着たら雨がやみ、自転車で登園。バタバタしました。

 お迎えは11時半。雨に降られず、シャボン玉遊びを楽しめたようでよかったです。

 明日は昨夏に引き続き、三浦海岸へ遊びに行きます。今日も一日、雨が降ったりやんだりの不安定な天気のため、明日の天気も気になるところですが・・・ パパは21時に帰宅し、車に荷物を積み込みました。

             どうか雨が降りませんように・・・

2009年7月25日(土)
4歳89日

 三浦海岸での楽しい夏の一日を過ごしました。

 ママは4:10起床。朝食用のお弁当を作りました。父子は5時起床。
 今日は三浦海岸へ。梅雨明けしたものの、今週は不安定な天気が続いているので、お天気が一番心配で、来週にずらすことも考えましたが、週間予報の今日は“曇り”を信じて予定変更せず。
 雨上がりの蒸す朝、5:40、ママの運転で三浦半島へと向かいました。早朝の混雑していない道路とはいえ、運転は緊張します。しかし、落ち着いて!ハンドルをしっかり握り、マイペースで走っていきました。

 走ること2時間弱、三浦海岸のガソリンスタンドでパパと運転を交代。目的地の油壺には、8時少し前に到着しました。雨が降る気配はなく、依亜とパパは早速水着に着替え、今年はビーチテントやクーラーボックスも持って、昨夏とは違う北側の海岸へ。ママの日焼けを避けるため、日差しの弱い海岸を考えてくれたパパです。


 天気のせいもありますが、今夏のビーチも人が少なくいい感じ♪ビーチテントを張っている間、依亜は網を持って海へ。
何も獲れない・・・

  
           
水がとっても綺麗だよ


 昨夏の日差しが燦々というわけにいかず、日差しが見え隠れという天気ですので、海へ入った父子は、
「寒い、寒い!水が冷たい!」と、すぐに海からあがってしまいました。



   
              
曇っていて寒いよ


 ママも足だけ海に入りましたが、確かに水が冷たい。「そう!先ずは朝ごはん!!」と、テントの中でお弁当を食べました。

 

 
「寒いけど、せっかく海に来たんだから!」と二人は再び海へ。休憩をしながら、砂遊びしたり泳いだり・・・天気はだんだん晴れてきて、海水浴を楽しむ父子でした。
        


 晴れて暑くなり、日差しも強くなった11時過ぎ、我々3人は海岸を引き上げて、昨夏も利用した、お食事・温泉・休憩プランの旅館へ行きました。チェックインした後、温泉へ。海の見える露天風呂は依亜のお気に入り。お部屋に戻ると、豪華な懐石ランチが用意されていました。
「こんなに食べきれないよね」と言いつつ、どれも皆美味しくて、ママは時間をかけてほぼ全部食べました!依亜もたくさん食べました。今回はお昼寝をしている時間はなく、お昼をいただいた後、すぐにチェックアウトの時間となってしまいました。
      
           
美味しいご飯 と 美しい景色


 そして、次なる目的地は
『ソレイユの丘』という大きな公園です。暑くて風も強かったのですが、この公園でもたくさん遊びました。依亜は遊具で遊んだ後、“おもしろ自転車”(20分300円)というスペースで、パパと一緒にいくつかの自転車に乗りました。強風でこぐのが大変な依亜でしたが、パパに後ろを押してもらったり、時間いっぱい楽しんでいました。今、依亜は自転車が欲しいようですが、自転車を買うタイミングって・・・難しいですね。
  
風が強くて前に進まない

 この公園には馬や羊もいて、動物たちとのふれあいタイムは時間が過ぎてしまい残念でしたが、馬には人参をあげることができました。依亜は馬の1頭ずつに
「こんにちは」と挨拶をして話しかけ、人参をあげていました。


 そして、そして!今度は依亜の初体験・“芝そり”(20分300円)です。3歳までは保護者同伴でないとできないのですが、依亜は4歳。しかし、芝そりのゲレンデはかなりの急勾配。依亜はそりなんてやったことがありません。「いっち、ひとりで大丈夫かな?そりのやり方も知らないし・・・おとさんも一緒に行けば?」と心配するママに、「4歳だから、ひとりで大丈夫でしょ」とパパ。依亜本人も
「大丈夫、ひとりで!」と。
 こうして、依亜は青いそりを持って、急な勾配の坂を上へ上へと進んで行きました。“大丈夫”と言っていたパパでしたが、小さな娘が風邪の強い中、大きなそりを持ちにくそうに持って坂を上っていく姿に心配してきて、係員に「最初だけ」と中に入れてもらい、依亜にそりの持ち方を教え、アドバイスをしながら心配そうに娘を見守っていました。
                      
 頂上に到達した依亜、周りの様子を見て、そりに座りました。前の紐をしっかり握り、あの急な坂から
「キャ〜☆キャー〜」言いながら滑りきると、ニコニコ笑顔で「おもしろい!もう1回!!」と上って行きました。20分間で何回滑ったでしょう。2回、バランスを崩し、そりから落ちて転がりましたが、そんなのへっちゃらです。
 親の心配をよそに、休むことなく、風とスピードを楽しんだ依亜でした。時間がきて芝そりゲレンデを後にする時、「またやりたい!後でもう1回来ようね」と。

 

 16時過ぎになって、やっと休憩。ソフトクリームを食べましたが、風が強くて強くて、ソフトクリームがすぐに溶けてしまい、依亜は食べるのが大変でした。。。(苦笑)

 依亜の大好きな水・じゃぶじゃぶ池に連れて行くやいなや、洋服のまま水に入り、こちらの顔色を伺いながら、少しずつ水に浸って・・・ びしょ濡れになりました。 さらに、広い池の奥へ奥へとパパとともに進んでいってしまいました。
 
ビシャビシャで〜す

 「そろそろ帰ろう」のパパとママの言葉に、
「まだ疲れてない!芝そりも またやりたい!帰らない!!」と依亜。 しかし、びしょ濡れで着替えは車。 閉園まであと1時間位ありましたが、芝そりは終わっていたので諦めるしかありません。パパが駐車場から門のところまで車を持ってきてくれ、依亜は着替えをしました。
楽しかったよ!


 「お風呂に入りたい」と依亜。再び油壺の旅館へ戻り、本日2回目の温泉に入って汗を流し、さっぱりしました。お夕飯はパパが事前に調べておいてくれた、海辺のレストランへ。このレストラン、介護ホームの6階にありました。店内にはたくさんのお客さんがいて満席。席が空くまで時間がかかると言われたのですが、我々3人は待つことにしました。ほどなくすると、外の席に案内されました。
 テーブルには
ランタンの灯、心地よい潮風、波の音、空には極細い月・・・ステキなお夕飯に依亜も大喜び。お料理は新鮮な美味しい しらすのお膳をお腹いっぱいいただき、店員さんのご丁寧な接客にも大満足でした。

 依亜はトイレと歯磨きを済まして車に乗り込むと、
一瞬のうちに眠ってしまい、パパもママもビックリしました。帰路は都会の夜景を見ながら、ママもいつの間にか眠っていて・・・

 22:15に帰宅。依亜はそのままお布団へ。パパとママはできるだけ片付けをして、長い一日を終えました。


 今年も楽しい三浦半島での夏の一日を過ごせました。“
晴れ女”依亜のおかげか、心配していた天気も良くなり、本当にステキな一日を過ごせました。
 いつもながら、パパは今日のための計画・準備を毎日仕事で帰宅が遅いのに頑張ってくれました。おかげで、楽しい時間を過ごせました。
ありがとう。

 ママの心もずいぶん癒され、元気を取り戻しています。依亜の笑顔にどれだけ救われていることか・・・パパ、依亜、
ありがとう。でも・・・makotoも連れて行きたかったね。ごめんね、makoto。

2009年7月26日(日)
4歳90日

 依亜は午前中、暑い中、パパと外で遊んでいました。

 ママは午後、いとこのクミちゃんの美容院へ10ヶ月ぶりのヘアカット。悲しい経験をした後ということもあり、伸びに伸びた痛んだ髪を肩くらいまで切りスッキリしました。

2009年8月27日(木)
4歳91日

 依亜、夏期保育二日目・ ス タ ン プ ラ リ ー 

 今日も晴れました。帰宅した依亜、スタンプラリーも楽しかったようで、「おやつは焼きそばを食べたから、お昼はいらないよ」と。しかし、ママが素麺を食べ始めると、「食べる!」と言って、ママのお昼を食べたのでした。

2009年8月29日(土)
4歳93日

 3ヶ月ぶりにママババが我が家に来てくれました。駅に依亜と迎えに行き、ババは依亜に会えて喜んでいました。家に着いて、依亜の写真や動画を見せた後、ファミリーレストランへお昼を食べに行きました。帰宅して部屋を涼しくし、女3人、何をするわけでもなく、ゆっくり過ごしました。ババを駅まで送った後、ババからもらったお小遣いで絵本を買いました。ババ、ありがとう。

 お夕飯時、依亜がトマト(依亜の食べられる数少ない野菜の1つ)をお茶で流し込んで食べている姿にビックリ。「好きなトマトなのに、どうしてそんな食べ方するの?」・・・いろいろ言ってしまいました。

 寝る前の歯磨きの時、依亜の体が熱いと感じましたが、熱も測らず。依亜もすぐに寝てしまいました。

 しかし、その1時間後、依亜の寝言のような、泣くような声が聞こえ、依亜の元へ。“やっぱり熱い”・・・熱を測ると38.8度ありました。水を飲ませ、冷えピタをおでこに貼りました。依亜がモゾモゾ動くものの、よく眠っていました。

 ママ、また依亜の熱に気づくのが遅い。お夕飯の時から熱があり、やっと食べていたのかも・・・依亜に可哀想なことをしてしまいました。
毎度毎度の自己嫌悪。

 今日は恭子お姉ちゃん夫妻の結婚記念日、
おめでとう!!

2009年7月30日(木)
4歳94日

 朝になっても依亜の熱は38度で下がらず。
 ママは午前中、産院へ行く予定があり、急遽、パパが午前中に仕事を休んで、依亜をみていてくれました。依亜は熱だけで、痛いところもなく、食欲もあり、よく喋っていて元気。今日も蒸し暑い。
 ママは車で産院へ。診察後、先生からの話。流産の原因は“わからない”ので、“いたしかたない”と思うのが妥当ということでした。異常な流産ではなく、ママの方に原因(生活の仕方が悪かった)があったわけでなく、クラジミアの感染もなし。ママのお腹が育ちにくい環境だったということも考えにくい(依亜を出産しているから)。以上の理由から、“いたしかたない”ということで納得しました。

 ただ、ある程度の大きさになってからの流産だったため、子宮の回復には時間がかかり、まだ少量の出血は続くよう。生理の再開もわからないそうですが、生理を2回見送ったら、次の妊娠を考えていいと言われました。 ・・・ ということで、今回の妊娠はこれで終了です。

 第2子・makotoの妊娠は、流産という悲しい結果になってしまいました。ママの手元には、ほんの少し書き込んだ母子手帳が残りました。この母子手帳、処分することはできません。makotoのことを忘れることは決してありません。ありがとう、makoto。ごめんね、makoto。

 次の妊娠・・・不安ですが、ゆったり構えます。妊娠のことは考えず、先ずは子宮を回復させます。

  
 ママが帰宅し、パパはお昼を食べてから出勤。依亜の熱は38度のまま下がらずでしたが、お昼も食べられたし、熱だけで元気なので、病院へは行かず。依亜はゴロゴロしていて、珍しく1時間半弱のお昼寝をしました。お昼寝後は熱は37度台に。寝る頃には平熱に戻り安心しました。

2009年7月31日(金)
4歳95日

 依亜は昨日一日、「明日は幼稚園、絶対休まない!製作遊びをやりたいの!!だから、お熱を下げなくちゃ!!!」と。その気合いで熱が下がったと思います。

 というわけで、今日は夏期保育三日目・ 製 作 遊 び 
 小雨が降っていたので、歩いて登園。幼稚園に着くと同時に門が開き、依亜は一番のり!後半の夏期保育は園児が少なく、今日は全部で十数人とのこと。
<夏期保育、夏休み前に7/23〜8/5の間の4日間で、都合の良い日を選んでおくのですが、だいたいの園児が前半にまとめて4日間入れているようです。依亜は前半に2日、後半に2日入れました。>

 製作遊び、依亜は“とんぼ”を作り見せてくれました。お家でも、はさみ、セロテープ、紙を使って工作をしますが、先生やお友達と一緒に製作することは楽しかったようで、先生に
「お家でも(とんぼ)作って見る!」と話していたそうです。

 お昼を食べた後、ユウタ君、トモ君、Tちゃんと一緒にお買い物へ。買い物後、Tちゃんがステキな水辺に案内してくれました。水の流れる音が心地良く癒される場所なのですが、依亜は早速パンツになり水の中へ。残念ながら、水の苦手なユウタ君は一緒に入ることができなかったのですが、チビッコ2人は楽しそうに遊んでいました。
 ママは着替えを持っていなかったのですが、Tちゃんはユウタ君の着替えを持っていて、依亜はユウタ君の
パンツを借りて帰宅しました。楽しい午後をありがとう!




 4月〜7月、いろいろありました。8月〜、2009年の後半は、少しゆっくりしなくてはと思います。心も体も休めなくては・・・ね。