３人でママ実家から帰宅。

　依亜はママ実家メンバーの一人一人にご挨拶をして後にしました。

　寝る前のこと。。。　ママは依亜に”学校”の話をしました（幼稚園を飛び越してしまったけど）。依亜は興味深そうに聞いてくれ、いくつか質問もしてニコニコ顔。「学校、楽しみ〜。早く行きたい」と本当に嬉しそうな良い顔で言っていました。楽しい夢が見られますように・・・

　「お弁当持ってカバさん公園」という依亜のリクエストに応え、11時頃公園に。そして、ブランコに少し乗っただけで、「もう遊んだからお昼！」と言って、お弁当を広げパクパク。食後、本格的に遊び出しました。

　パパの健康を考えると“揚げる”という調理法は避けたかったため、最近は“揚げ物”を作っていませんでした。しかし、今夜は「たまにはいいかなぁ・・・」と、牡蠣フライとハムチーズカツを作りました。依亜はハムもチーズも大好きなのですが、初めてのハムチーズカツに「何コレ？」と恐る恐る口にしました。結果は・・・「おいしい！！」と言ってくれ大成功♪　パパの好物・ハムチーズカツ、依亜の好物にもなりそうです。

　パパの帰宅時間は依亜が熟睡中と毎晩遅い。今朝は依亜、パパをお見送りの際、「早く帰ってきてねぇ〜！」と歩いていくパパに向かって叫びました。

　今日は天気が良く、シャボン玉をすると決めていたので、買い物から戻り、お昼が近かったのですが、依亜との約束を破るわけにはいかず、シャボン玉を持って近所の川沿いへ。楽しんでくれた依亜でした。

　朝の呼びかけが効いたのか、パパは出張先からの直帰で「もうすぐ帰るよ〜」と電話が。「おとさん、もうすぐ帰ってくるよ！」と依亜に言うと、「玄関で待ってる！」と寒いのに玄関に座り込みました。そして、突然、「いっち、幸せ」と言ったのでビックリしました。“幸せ”なんて言葉、いつ覚えたのかしら？？
　パパが帰宅すると、依亜は喜んで喜んで、お夕飯も笑ってばかりであまり食べず・・・本当に嬉しそうでした。

　先月、いとこのユカちゃんに、某おもちゃ屋さんのプレイルーム割引券をいただきました（後に、ママにもそのおもちゃ屋さんから、同じ割引券が届きました）。ユカちゃん曰く、「このプレイルームは体を使って遊ぶから、子供はとても喜ぶし、疲れてぐっすり眠るよ」と教えてくれ、今日はそこへ遊びに行きました。

　プレイルームは“あそびのせかい”！！依亜の好きなボールプールもありましたが、
　　　　　　　　走ったり、
　　ジャンプしたり、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　転がったり、
　　　　　　　　　おままごともできたり、
　いくつかの衣装を身につけられたり、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お砂場まであり、

　依亜はどれも体験しました。まだまだ遊び足りない様子でしたが、プレイルームの隣はおもちゃ屋さんだったので、「今度はおもちゃを見に行こう！」と50分でプレイルームを脱出。しかし、今度はおもちゃ屋さんからなかなか離れず、腹ぺこママは又、脱出方法を考え・・・「次のところへ行こう！」と誘い出し、何とかおもちゃ屋さんを脱出し、お昼は近くのファミリーレストランで済ませた。たくさん遊んでお腹が空いたのか、たくさん食べた依亜でしたが、ファミリーレストランでのもう１つのお楽しみは“ドリンクバー”。こちらもよく飲んでいました。

　食後、「まだ遊ぶ〜」と帰れそうもない感じに・・・では、次！！ゲームセンター内に見つけた、子供の遊べるスペースへ。ここでは、
　　　　　　　　　たくさんの風船にはしゃいで、
　　　汽車にはママと一緒に乗り、
　　　　　　　　　　　　　　　　勿論、ボールでも遊べました。

ここは40分で脱出。しかし・・・
　ゲームセンターを出ると、依亜は下を向いて拗ねている。「楽しかったね。また来ようね」というママの問いかけに、「おもしろくない！もう来ない！！」と。依亜はもう眠くて、拗ねているのが解っていたのですが、「そう！じゃあもういいよ！もう来ないよ！！」と言いながらベビーカーに乗せ駅へ向かうと・・・眠ってしまったのでした。

　今夜もパパの帰りは早く、３人でお夕飯を食べることができました。依亜は勿論、喜んでいました。

　依亜「おはよう・・・手がムニャムニャする」と朝の第一声、そして、右手を出しました。「ムニャムニャ？どういう意味？グーパーできる？」・・・グーパーできる。結局、ムニャムニャはわからないママでした。

　「今日はどこ行く？○○○（←いつものスーパーマーケット名）だけ？」と依亜。「そんなに毎日遊びに出掛けられないよ・・・」
　・・・というわけで、スーパーでの買い物後、今日のお弁当“焼きうどん”とシャボン玉を持って、川沿いの公園へ。　公園で遊ぶ前に、川沿いでシャボン玉を楽しみ、お昼は川を見ながら食べました。すると依亜、川をまじまじと見ながら「おかさん、このお水はどこへ行くの？」と。「このお水はね、海へ行くのよ」。
　　　　　　　　　　　　　　　　
　食後もシャボン玉をしましたが、シャボン玉の液がなくなると、今度は公園でブランコと滑り台。そして、バッグに忍ばせておいた蒸しパン（これはお昼のおうどんだけでは足りないだろうママが、後で食べようとしていた）を見つけ、「食べる」と依亜。「え〜、蒸しパン食べないじゃない・・・本当に食べるの？」と言うと、「うん」と。その通り、依亜は蒸しパンをパクパク食べたのでビックリ！！普段は一口も食べないのに、お外だときっと何でもおいしいのね♪

　今夜は依亜が“ポテトサラダ”を作りました。ハムを切って、塩、マヨネーズ、ヨーグルトを自分で加減して入れ、ママがそれを混ぜたのですが、とてもおいしくできたのです！遅くに帰宅したパパも「おいしい、おいしい！」とたくさん食べていました。

　そうそう、寝る前も依亜は「手がムニャムニャする」と言いました。でも、笑っていたから、ママをからかっているのかも。
　　　　　　　　　

　依亜はいつの間にか”質問”をするようになっていました。今日、川沿いでの質問もそうでしたが、夕方は

　依亜：「おとさんはおしご（＝お仕事）。おねちゃんは？」　
　ママ：「おしご」
　依亜：「じゃあ、おかさんは？おかさんのおしごは？」
　ママ：「おかさんはおしごがないから、お家に依亜ちゃんといるの」

　今は依亜の質問に答えられるけれど、これから答えられない質問がきたら困るなぁと思ったママでした。


　あと、もう１つ。依亜は最近、こどもチャレンジの“しまじろう”がお気に入り。こどもチャレンジ（子供用の教育システム）はやっていないのですが、サンプルのDVDが少し前に郵送され、それを本当によく見ています。そして、その中に　“　はんぶんこ　”　という歌があり、依亜は食べ物を「はい、はんぶんこ、あげる。みんなで食べるとおいしいね」と言って分けてくれます。

　朝から雨が降っていましたが、お昼前には止み、パパババとママいとこのメグちゃんへ、スモールギフトを送るために外に出ました。
　その帰り道、「メグちゃんのところへ行きたい」と依亜。「えっ！？メグちゃんのところは飛行機に乗らないと行けないよ」とママ。「行く、いっちは行きたいの。飛行機に乗りたいの」と依亜。　・・・メグちゃんは沖縄に住んでいるのです。
　夕方、依亜が突然、「髪を留める！取らないから」と言い出しました。しかし、10分位しかもたず、取ってしまったのでした。


　

　３人でシャボン玉をしに川沿いへ。依亜はパパとシャボン玉を作っては、飛ばして、追いかけて、「いろんな色があるねぇ」と言いながら、とても喜んでいました。

　お昼はパパがおいしい“ワンタンメン”を作ってくれ、依亜は「おいしい〜！」と何度言ったことか。一口食べる毎に「おいしい〜」と。（パパ：そんなに気を使わなくても・・・）
　　
　お夕飯はパパの好物である“肉団子の甘酢あんかけ”を久しぶりに作りました。しかし、最後の“甘酢あん”を作っていたら、片栗粉が足りなくなり、中断して買い物へ・　・　・　慌てつつも、何とか出来上がりました。肉団子、パパは勿論ですが、依亜も食べてくれたので、ママはとても嬉しかったです。
　　
　玩具店のチラシを毎日眺めては、依亜なりに何気なくアピールをしている感じにも見え、可愛いです。あと、写真左側のミッキーマウスは雑誌の付録で、クリスマスまでカウントダウンできるミニカレンダーなのですが、日めくりのようにキャラクターが現れるため、毎朝起きると真っ先に、このカレンダーをめくるのと、ヤクルトを飲むのが日課になりました。

　９時前、恭子お姉ちゃんが我が家へやって来ました。
　今日は２年前に亡くなったヤスコババのお墓参りへ行く日なのです。お姉ちゃんと一緒にママババとママ叔母・キヨコさんとの待ち合わせ場所へ車で行き、お墓参りをしました。お昼はお家の近くのファミリーレストランで済ませ、皆さんにお家まで来てもらいました。依亜はお家にお客さんが来てくれ嬉しく、ババ、キヨコさん、お姉ちゃんにお茶やお菓子を「どうぞ、食べて！」とすすめます。しかし、３人はゆっくりしていられず、お茶を１杯飲んで帰宅となると、依亜は「行っちゃダメ！まだ遊びたいよ〜行かないで・・・」とお姉ちゃんに言って大泣き。お姉ちゃんも泣き出してしまったのですが、お姉ちゃんはババとキヨコさんを車に乗せて帰らねばならず、溢れ出る涙を必死に拭って、パパに帰り道を何度も確認し、帰宅していきました。

　依亜は３人を見送ると、「悲しいから寝る」と言って、ふてくされて寝てしまいました。
　３人が無事に着いたと電話があり、ホッとした後、依亜が目を覚まし、「おねちゃんは？」と言ってお姉ちゃんを捜し、「また悲しい、悲しくなっちゃった・・・」とショボーン。

　今夜は依亜、寝る時間が遅かったのですが、寝ついて30分後に大泣きで起きてしまい、しっかり寝つくまでに少し時間が掛かりました。


　依亜、「空をどうやって飛ぼうか考えている」と言いました。“メグちゃんのところへ行く”と言って以来、飛行機に乗りたいと強く思っているようです。

　　　　　
（依亜：ママババのプロデュースによる赤いお洋服よ。似合う？？）

　パパは具合が悪く仕事をお休みし、食事以外はずっと寝ていました。

　午前中、いつものようにお買い物へ。そして、依亜は「おとさんにアンパンマンの“冷えピタ”を買う」と。パパ、熱はなかったのですが、依亜の要望ですので、“冷えピタ”を買って帰宅。そして、平熱のパパのおでこに貼りつけました。

　マンションの上のお宅で改修工事が始まり、工事の音が大きく響いて、お家に居たくなくなりました。しかし、毎日どこかへ出掛けるわけにもいかないので、今日はお昼、レジャーシートとお弁当を持って、近くの川沿いで食べることにしました。シートを広げると、依亜は靴を脱いで座り、「楽しい〜」と言いながら、お弁当をパクパクとよく食べました。その後、公園へ行くと言うリクエストに応えました。
　　　　　楽しいな　楽しいな


　しかし・・・“依亜、ブランコから落下”という事態が起こりました。

　依亜はブランコが大好きで、「もっともっと〜！」と言うので、ママは背中を押します。その度にママは「絶対に手を離さないで！！」と口をすっぱくして言っているのですが、今日はブランコが高く上がったところで、片手を離してしまい、バランスを崩して落下してしまったのです。ママは落下現場をちゃんと目撃していたのですが、どこをどう打ったのかは覚えていなく、地面に転がって大泣きの依亜を抱き上げました。依亜は「頭が痛い」と言いながら、首を触っていました。
　近くにいた女性がミカンとお菓子を持って、「大丈夫？私も子供がいて、階段から落ちたことがあったのよ。すぐに泣いたし、吐いたりしていないから大丈夫だと思うけど・・・」と来てくれ、私たちのそばに少しいてくれました。　少し離れたベンチに座っていた年輩の男性も来てくれ、先ずはママが叱られました。「あんな無理をさせちゃ、お母さんダメだよ！！あの高さから落ちたのだから、病院へ行って診てもらいなさい」
　依亜が落ち着くまで公園にいたのですが、依亜はなかなか泣きやまず、「お家に帰る」と言いました。そして、帰宅すると眠ってしまいました。
　パパには公園から電話をして、このことを話しました。「具合が悪くならなければ大丈夫だから様子を見よう」と言ってくれたのですが、そのパパも具合が悪く、お昼が食べられないと・・・

　依亜の落下、パパの具合悪・・・ママはグッタリ・ダウンでした。

　２時間後、依亜が目覚めました。依亜はすこぶる機嫌良く、「“ジンジンジン（＝アンパンマンの“ジンジンジングルベル”というDVD）見る！」と、牛乳を飲みながら見始めました。そして、「もう頭痛くないよ〜」といつもの通りだったので、一安心。目覚めてもまだ痛がっていたら、病院へ行こうと思っていたのですが、大丈夫だろうと判断し、行かないことにしました。

　パパは早い帰宅でした。お昼のお弁当は半分しか食べられなかったと言うので、今夜は“おじや”にしたのですが、昨日よりはずいぶん元気になったようなので、こちらも安心しました。

　今日は本当にビックリしたし、心配もしました。そして、依亜が寝ている間は落ち込んでいました。依亜も今日は本当に怖くて可哀想でした。ママは悪く、おじさまに叱られて当然ですが、ドッと疲れました。しかし、依亜が目覚めるといつも通りで、パパも帰宅したら回復していて、だんだんとママの気分も良くなってきました。
　育児って本当に大変です。しかし、依亜は本当に可愛いし大好き・・・親バカですね。

　今日はデパートへでかける予定でしたが、寒くて外に出る意力がなくなり、年賀状を出しに近所の郵便局までの外出。
　そして、夕方、近所のクリニックへ依亜を連れて行きました。”昨日の落下”後、変わった様子は見られなく大丈夫と思っていたのですが、“念のため”と診てもらうことにしました。依亜はお医者様にどこが痛かったかを伝え、お医者様は首や頭 を触診後、依亜が片足で立てるかを診ました。お医者様曰く、この位の幼い子だと、首のレントゲンを撮っても軟骨までは写らず、ＭＲＩを撮るとなると、動いていては撮ることができないため、麻酔をして眠らせなくてはならないと。　　依亜の場合、そこまでしなくても、運動能力に問題はないし、幼い子は首、身体が柔 らかいので大丈夫と言われ安心して帰宅。
　夜は大好きな苺を自分で切って並べて、顔を作ったりして楽しんでいた依亜でした。

　今日は一日“ガーガー”と工事の音がすごく、お昼の後、「この音じゃ、お昼寝できないね」と言いながらゴロゴロ横になっていたら、依亜はタオルを顔にかけ眠っていました。

　パパは会社の忘年会でした。

　「ディズニーランドに行きたい」と毎日のように言っていた依亜。
　ママババから依亜へのクリスマスプレゼント、ディズニーランドへ行って来ました！！・・・と言っても、依亜はまだ無料なので、パパ・ママ・恭子お姉ちゃん の大人３人を招待してくれたことになりますが・・・

　お天気も良くなり、早々とお家を出発したので、ディズニーランドには開門１時間前に到着。依亜はパジャマのまま車に乗せて来たので、駐車場に着いてからお着替えをしました。お姉ちゃんとは現地集合で、開門前にお姉ちゃんも到着の予定でしたが、電車の遅れで９時過ぎに到着。

「Ｌｅｔ’ｓ　Ｇｏ！」とディズニーランドへ入って行きました♪

　クリスマスシーズンなので、平日とはいえ、園内はとても混んでいましたが、やはり、クリスマスはキレイだし、ワクワク☆大人も子供も楽しめる夢の場所です。入口でドナルドダックと一緒に写真を撮った後、“プーさんのハニーハント”のファストパスをゲット。そして、依亜の「ミッキーに会いたい！」という願いを叶えるべく、“ミッキーの家”へ行きました。ミッキーの家は９０分待ちでしたが、パパとママで並び、お姉ちゃんが依亜を別の場所で遊ばせ、途中から列に合流しました。念願 のミッキーに会って写真を撮り、依亜はとても喜んでくれました。

　次は“空飛ぶダンボ”、こちらも４０分待ち。しかし、依亜の希望ですので、ひたすら並んで待ちました。依亜はお姉ちゃんと一緒に乗って、こちらも満足してくれました。ダンボの後は、近くにあった“メリーゴーランド”。こちらは待ち時間がなかったので、依亜は２度乗りました。
　　　　　　　　　　　　　　　　
　お昼は簡単にカレーで済ませて、その後“スモールワールド”を楽しみ、“プーさんのハニーハント”へ向かいました。ハニーハントのハニーポットは回ったり、バックしたりするので、依亜は少しビックリしていて、楽しめたかどうかは微妙でした。
　朝早くからテンション高く楽しんだ依亜は、ハニーハントの後、ねんね・・・　疲れた大人３人もレストランに入り、ココアを飲んでの休憩とし、しばらくコックリコックリと座っていました。。。
　依亜が目覚め、今度は別のレストランで食べていると、外は薄暗くなってきてしまいました。でも依亜にイロイロ体験してもらいたくて少々強引でしたが、“ウエスタンリバー鉄道”と“ジャングルクルーズ”に乗り、ライトアップされたディズニーランドを見て歩きました。

　２０：５５からの花火を依亜に見せてあげたかったのですが、寒い中、その時間まで依亜を付き合わせるのはよくないと考え、買い物をして帰宅することにしました。お店はとても混んでいて、依亜はお姉ちゃんに抱っこをせがみ、ママの抱っこは受け付けず、「そんなわがまま言って！」と大きな声で依亜を怒ってしまい、そこから、今日のこの楽しいディズニーランドでの一日をママは台無しとしてしまったのです・・・　依亜が「乗りたい」「会いたい」と言っていた希望を全部クリアし、お天気にも恵まれた最高の日のクリスマスディズニーランドだったのに・・・　帰りの車中、ママは依亜に怒ったことを謝り、パパとお姉ちゃ んには気分を悪くさせ、楽しい一日を台無しにしてしまったと謝ったのですが、３人とも無言でシーンとした車中。　２０：１５帰宅して、お夕飯は疲れていたこともあり冷凍食品を温めることにしました。しかし、ママは食べることは勿論、３人と同じ食卓にいることができず、ずっと台所にいました。お夕飯後、お姉ちゃんと依亜がお風呂に入り、ママは後片付けを済ませると、依亜の可愛く元気な声がお風呂場から聞こえる中、パパの優しい言葉も振り払い、家を飛び出しました。
　とても苦しかっ た・・・そして、行くあてもなく、ずっとずっと歩いていました。止まってしま うと、胸がドキドキして、とても苦しかったのです。ママは何時に家を飛び出したのか、どの位歩いていたのかはわかりませんが、結局、ママには居場所がなく、家の近くに戻って歩き続け、玄関の前でずっと悩んだりしていました。そして・・・家のドアを開けました。 お姉ちゃんが泣いていました。パパはママを探しに行っていませんでした。お姉 ちゃんが泣きながら、パパとママババに電話をしていました。寝ていた依亜も起きてきましたが、お姉ちゃんがまた寝かしつけてくれました。パパが帰宅しまし た。パパは泣いていましたが、ママに優しい言葉をかけてくれました。
　ママはヒドイ。こんなステキな日を台無しにしたのです。依亜がずっと行きたがっていたディズニーランドへやっと行けて、依亜もいろいろなアトラクションを楽しめるようになり、本当に楽しい一日だったのに、ママが最悪にしてしまったのです。恥ずかしいだけ。依亜、パパ、お姉ちゃん、招待してくれたママババに 申し訳なく、謝るにも言葉が見つからない。自分が許せないし、消えてしまいたい。ごめんなさい。皆を苦しめてばかりで、本当にごめんなさい。ママがお店で依亜を怒ってしまう前までは、本当に楽しかった。混んでいて疲れはあったけれど、依亜の嬉しそうな顔を見ることができ、本当に楽しかった。だから、そこまでの思い出を大切にして、また来る時はこんなことにならないようにします。だから、依亜、パパ、お姉ちゃん、また一緒に行こうね。きっと行こ うね。

　ママ曾ババが亡くなりました。
　午前中、ママババより、「曾ババの容態が思わしくなく、午後、病院でいろいろと説明を受けるけれど、年内もつかわからないので、明後日来る時には、喪服を持って来るように」と電話がありました。


　しかし、１４時前、「１３：０４に亡くなった・・・私、１０分、間に合わなかったの」とママババから電話。

　ママはパパに電話をし、急いで帰省の準備を始めました。パパは仕事納めの日で忙しそうでしたが、仕事を早々に切り上げ帰宅してくれ、車に大荷物を詰め込み、近所のＲさんにご挨拶をし、夕方にお家を出発することができました。
　曾ババのお家へ着くと、曾ババはとても穏やかな顔で眠っていて、「お疲れさまでした」とママは声をかけました。依亜もしっかり手を合わせて　“なむなむ”　 し、パパが会社帰りに買ってきたという曾ババの好きなチョコレートを置いてくれました。恭子お姉ちゃんも仕事を切り上げて曾ババのお家に来たので、曾ババに手を合わせてから４人でママ実家へ帰宅しました。

　ママ曾ババ　お通夜。
　ママババは夕べ帰宅をし、今朝も早くから曾ババのお家へと向かいました。私たちはママジジをデイサービスへと送り出し、用事を済ませてから、まずは曾ババのところへお線香をあげに行き、ママ実家へ戻ってお昼。そして、喪服に着替えて曾ババのお家へ再び行きました。１６時、曾ババを皆で納棺したのですが、依亜は曾ババのお家に着くと眠ってしまったのでした。
　曾ババが葬儀の会場へ移動したので、私たちも移動。小さな会場ではありましたが、キレイでとても良い会場でした。たくさんの花に囲まれた曾ババの壇、１８時〜お通夜が始まりました。遠いところ、パパの職場の方がわざわざ弔問しに来てくださりました。曾ババがお世話になったホームの介護士の方々も、仕事を終えてから次々と弔問に来てくれました。
　今晩、ママババは曾ババを見守るため会場にお泊まりなので、私たち４人でママ実家へ帰宅。

　ママ曾ババ　告別式。
　強風でしたが、晴れました。洗濯物をしっかり留め、１１時〜の告別式へ向かいました。曾ババと最期のお別れです。たくさんの花、いつも持っていた曾ババのバッグ、海外旅行が大好きだった曾ババのパスポート、曾ジジとの結婚写真、依亜からのお菓子を持って、曾ババはとてもキレイなお顔で、曾ジジのところへ旅立ちました。９１歳の曾ババが逝ってしまいました。
　曾ババの晩年は、認知症が進行し、白内障で目が不自由になり、ホームに入ると足を骨折し寝たきりになったりと、辛い状態の晩年ではありましたが、小さな曾ババは頑張って生き抜きました。大正生まれの曾ババは、曾ジジを大切に、ママババたち４人の子供達には優しく、ママたち孫５人や、依亜とアスカちゃん曾孫にも、たくさんお小遣いをくれるなど可愛がってくれました。
　曾ババがホームに入る前のこと、曾ババのお家へ行くと、曾ババは椅子に座ってよく外を眺めていて、私たちに気づくと、すぐ玄関へ移動して迎えてくれました。そして、帰宅の時は、また椅子のところへ行き、見えなくなるまで見送ってくれました。もうあの椅子に曾ババの姿は見られない。今年のお正月まで、この歳になっても、曾ババからお年玉をもらっていたママ、「もう、お年玉をくれる人がいなくなってしまった・・・」。　曾ババ、長い間、本当にありがとうございました。晩年は本当に辛かったけれど、頑張りました。やはり、強い曾ババでした。曾ジジとゆっくり休んでくださいね。
　　　　　　　
　ママババは曾ジジ・曾ババを最期まで介護してきました。ホームに入った曾ジジ・曾ババを一日おきに訪れ、食事を助けていました。また、詳しいことは書きません（書ききれません）が、ママジジの心ない言葉や態度を受けて傷つきながらも、必死で曾ジジ・曾ババを守って介護し続けたママババを私は本当にスゴイと思います。ママババもお疲れさまでした。そして、ありがとう。私は恭子お姉ちゃんほど力になれなく、申し訳なく思っています。ママババはまだママジジの介護があるわけですが、ママババが身体を壊さないよう祈るばかりです。

　２歳８ヶ月の依亜にとって、４度目の葬儀となってしまいました。依亜はパパ実家に行っても、ママ実家に行っても、朝起きると仏壇にお線香をあげ、手を合わせる子です。そのせいか、葬儀中は手を合わせ、ずっと静かにしているので、皆様から褒めていただいた程でした。また、今日はお昼寝もせず、皆を和ませてくれ、曾ババの顔を何度も見て、バイバイをしました。
　　　　　　
　依亜、よく頑張ってくれたね。偉かったよ。ありがと う。
　そして、パパもありがとう。曾ババ、喜んでいるよ。

　ママ一人、一時帰宅。　２８日は大急ぎで支度し、バタバタと自宅を出てきたので、保険証を忘れてしまったし、もう少し片付けをしたかったのです。
　依亜は「いってらっしゃ〜い」と送り出してくれ、お昼頃、お家に到着。　窓を開け、お布団を干し、アイロンをかけ、掃除機をかけ、お布団をしまい、お家を後にしました。。。デパートでの用も済ませて、再びママ実家に着いたのは１８時でした。

　今夜は年越しそばを食べた後、１日遅れでママジジの誕生日会を開催しました。依亜はお得意の“Happy Birthday”を歌い、ロウソクの火を吹き消し、苺をたくさん食べてゴキゲンでした。